化粧をそのままにして寝ることは、肌荒れの原因になります。疲れていても化粧はきちんと落としてから休むように心がけたいものです。化粧を落とす方法にも、お肌に良いやり方とよくない方法があります。まず気を付けたいことは、クレンジング剤の選び方です。できるだけお肌に刺激の少ないものを選ぶことが大切です。また拭き取り式のものもありますが、旅行などに携帯する際は車内でも簡単に化粧を拭き取れて便利ですが、どうしても肌をこすって摩擦を起こしがちです。できれば拭き取り式ではなく、きちんと洗顔するタイプのほうが良いでしょう。また化粧を落とす際には、できるだけ短時間で済ますことも重要です。クレンジングは肌にとって負担がかかるので、丁寧に素早く終えることがお肌のためには良いでしょう。パウダーや汚れをクレンジング剤でふやかして、洗い落とすようなイメージで行うようにしましょう。強くこすったり何度も洗い直すことはお肌のためには逆効果なので、注意しましょう。洗うときは水か少しぬるめのお湯を使うようにして、熱すぎるお湯は控えることも大切です。熱すぎると肌に必要な脂分までも落としてしまい乾燥してしまうので、湯加減も気をつけながら洗うようにしましょう。
クレンジングはメイクを落とすときに使用する物ですが、様々な種類があり、肌やメイクに合わせ選ぶのがポイントです。一番肌になじみやすく落ちやすいのはオイルタイプのもので、オイルは華やかなメイクもしっかりと落としてくれる効果がありますが落ちやすい分肌に負担がかかりやすいと言われています。しかし洗浄力の弱いものはメイクがしっかりとれないというデメリットがあり、しっかりと汚れが取りきれないと肌がトラブルを起こす原因となってしまいます。オイルクレンジングを使う際には肌をこすらないようにすることが大切であり、肌になじませるように優しくあてるだけで汚れは浮いてきます。またぬめりが取れにくいということから、熱いお湯で洗い流してしまいがちですが、熱いお湯は肌を乾燥させてしまう原因となるため、洗い流すときには肌と同じ36度程度の温度でかけ流しをしながら優しく行うことで肌の負担が軽減されます。また肌のトラブルが起きやすい方はしっかりとオイルを洗いながすことが大切です。そして、クレンジングは夜だけではなく朝の洗顔前に行うと余分な皮脂を取り除くことができ、肌の保湿効果があがるため、化粧水のなじみもとてもよくなります。
最終更新日:2024/10/7